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R-T-A Diary

リアルタイムアタックな日記では無く、日々をアクセル全壊で空ぶかしをしている様な日記ですので、間違われた方はCTRL+Wで。。

「聲の形」と言う作品

内容から「面白い」と言う評価は間違っていると思うので言いませんが、
漫画としての作品は良く出来ているとは思いました。
ただ、見る手側の反応には、共感できない事が多々あるな、と言うのが感想です。


自分は小中高と相等するかの様ないじめを見た事があります。
特に酷かったのは中学の頃だったかと思います。
1つや2つでもなく、3年間続いた物もありました。
中には知的障碍者の同級生を辛かったりする、と言ういじめもありました。

いじめを行っていた生徒は、作品の主人公(この場合は男子生徒を指す)と同様な雰囲気でした。
作中で「楽しみ方を知った」と言う台詞がありますが、まさにその様な雰囲気でした。
男子生徒が一人で行っていたかの様に皆が擦り付けると言う事も見た事があります。
流石にクラス全員で、と言う訳ではありませんでしたが。
ですから、作中の雰囲気は何となく解るつもりです。

作品を読んで、実際に聴覚障害を抱えて居る方が違和感を持った、と言う話がありますが、
自分としては、その方に大体同意する気分です。
作中では、いじめを受けている女子生徒が相手を責める様な描写はありません。
正直、自分も違和感でしょうがないです。

知ってますか?

いじめを受けている人が、どれだけ苦悶の表情をしているかを。


中学を卒業してから18年くらい経ちますが、
いじめの受けていた生徒の表情は忘れる事は出来ません。
それくらい辛い表情をしていましたから。



作品を同年代に見てもらいたい、と思う人は多数居ると思いますが、
個人的には、見ても伝わらない事が多いだろうと思っています。
特に小中学生の年代には。
自分達がやっている事が何なのかが解っていないからです。

今の時代と違い、
自分達の頃は先生から叩かれたり、過度な注意を受けたりしても、
それは叩かれたり注意を受けた側が悪いと言う解釈が出来ておりました。
それにも拘らず、他人や先生から注意を受けてもいじめは続いていました。
そう言う考えの子に、何か伝わるでしょうか。

あの作品を通じて何かを伝えたい、と言う意見には、
読んで内容を理解出来て共感、感心が持てる言う頃は、
人としての時間が経ち過ぎ、既に遅い気がしてならないと思っています。